
2007年03月16日
心斎橋でも白樺は育つ!

いや~、まいったなぁ。。

白樺(シラカバ)って、寒い地方でしか
育たないって思ってました。
♪し~~らかば~~ あ~おぞ~ら~~・・・
昭和の名曲、「北国の春」。
そう、白樺って、なんてったって、
北国の樹木ですやんね~!
なのに・・・
心斎橋のド真ん中に植わってただなんて・・・
信じられな~~い


心斎橋の代表格といえば、
「大丸」と「そごう」。
その大丸とそごうの間、
大宝寺の東西の通りに、
白樺が5本も
街路樹として植わっているんです。

皆さん、知ってはりました?

一時はなくなっちゃってたそごうが
復活リニューアルOPENの時に、
そごうの南側の歩道に
白樺が植えられていたんです。
初めてこの光景を見たのは、
たしか去年の夏前でした。
「げげー!!
白樺がこんな繁華街のド真ん中に植わってる~~!!
一体どこの誰がこんな所に白樺を植えようと考えたん~?
白樺って、寒い地方でしか育たへんのんとちゃうん~?
しかも、よりにもよって、ここはめっちゃ暑い大阪やで!!
おまけに御堂筋は車わんさか排気ガスだらけやし・・・
こんな大阪の繁華街のド真ん中で、
白樺が育つワケないやんかいさ~!!」
そう私は思ったものでした

そしてつい先日、私はこの白樺の事を、
ふと思い出し・・・
「あの白樺・・・枯れてへんやろか。。
去年の夏は暑いにもホドがあるほど暑かったし・・・
もしかしたら違う樹木に変わってるかも。。」
思いたったらいてもたってもいてられなくなって、
そごう横の白樺、ちょっと見てきました。
「うーわっ

ちゃんと育ってるやん~

そーなんです。
5本の白樺は、大阪の繁華街のド真ん中で
青空に向かって元気に育ってくれてたんです~

・・といっても、落葉樹の白樺。
今は冬の終わり・・・
葉っぱは勿論ありません。
でも、白樺の幹も枝も、
しっかりイキイキ育ってたんです!!
ここでちょっと白樺のウンチクをば・・・
シラカンバというのがほんとらしく、
‘シラカンバ’を略して‘シラカバ’になったそーな。
温帯から亜寒帯地方に多く見られるカバノキ科の植物。
樹皮が白いことから白樺という和名がついたそうな。
日本の高原を代表する木の一つで、長野県や北海道に多く、
日本では福井県を西端、静岡県を南端とし、北海道までの
落葉広葉樹林帯と亜高山帯下部に分布するそーです。
※参照 「ウィキペディア フリー百科事典」

白樺ってね、明るい場所を好む樹木なのに、
そごうと大丸の間って、そんなに日当たりが
よくないと思うんですけどねぇ。。
白樺にとったら過酷な状況だと思うのに・・・
この白樺5本軍団、ほんま、よ~育ってくれてますわ~

いやしかし・・・
白樺って、風媒花ゆえに
花粉症の原因にもなるとはつゆ知らず

北海道の南の方以外は、シラカンバ花粉症の方が
スギ花粉症よりも多いっちゅーから驚きです!!
とにかく!!
この白樺5本軍団には、
元気に大きく育ってほしいものです。
大阪・ミナミのド真ん中で育つ白樺たち・・・
どーか都会の色に染まらず、いつまでも白いままでいてほしい!
なんや「木綿のハンカチーフ」みたいやなぁ。。
